不動産売却時に使用する建築確認通知書とは?紛失した場合の対策も解説!

不動産の書類にはたくさんの種類があり、その1つに建築確認通知書が存在します。
住宅の売却を検討している方のなかには、建築確認通知書がどんなものか、興味がある方も多いのではないでしょうか。
今回は建築確認通知書について、紛失してしまった場合の対処法と合わせてご紹介します。

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目次

不動産売却に重要な建築確認通知書とは?

建築確認通知書とは、不動産の建築確認がおこなわれたことを示すものです。
不動産の建築確認とは建築基準法に基づき、建物の設計が基準に達しているかを判断するもので、確認が終わると建築確認通知書が作成されます。
もし建築確認通知書に間違いがあった場合は建物を建てることが不可能で、再度見直さなければなりません。
また、建築確認通知書と勘違いされやすい書類に検査済証というものがあります。
建築確認通知書は設計段階で作成されるものに対し、検査済証は建物の建築が完了した後の検査で法的に問題がないかを示した書類です。
建築確認通知書は不動産の売却などの際に必要になる場面があり、紛失しないように徹底した保管をしましょう。
物件の売却が決まった場合、建築基準法をちゃんと守っていることを証明するために不動産会社などに提出します。
さらに、金融機関でローンを組むときや、不動産のリフォームをおこなう場合などにも使用するため、紛失しないことが重要です。

不動産売却時に使用する建築確認通知書を紛失した場合の対処法

建築確認通知書を紛失した場合には、適切な対処が必要です。
建築確認通知書は再発行ができないため、代わりの書類を作成しなければなりません。
紛失が発覚したら役所に赴いて建築計画概要書か台帳記載事項証明書を作成してもらいます。
建築計画概要書とは対象の不動産の検査記録が示されており、確認番号などの確認が可能です。
また、発行は500円程度で、閲覧するだけなら料金がかからない場合もあります。
台帳記載事項証明書は、建築計画や不動産の建設後の検査記録が記してあるもので、建築確認通知書と同じように利用できます。
台帳記載事項証明書は400円程度で発行できるため、建築確認通知書を紛失した場合は作成してもらいましょう。

不動産売却時に使用する建築確認通知書を紛失した場合の対処法

まとめ

建築確認通知書には、不動産の建設計画段階での基準を守っているかが示してあり、売却時に必要なものです。
紛失してしまった場合は再発行ができないため、役所にて代わりの書類を作成してもらう必要があります。
不動産の売却を検討している方は、建築確認通知書を保管しているか事前に確認してみましょう。
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