処分に困っている不動産

こんなお悩みの方は、久和不動産へご連絡ください

「親から相続した実家が空き家になっている」「別荘を活用する機会がなくなり空き家になっている」
このようなお悩みを抱えている方は多いと思いますが、不動産を所有していることにより、
いろいろな責任が伴います。

  • 固定資産税の支払いの負担
  • 老朽化による修繕
  • 自然災害による倒壊時の処分
  • 資産価値が下がってしまうなど

損しないための空き家処分の流れ

損しないための空き家処分の流れをご説明します。
順番を間違えてしまうと、後悔してしまう場合がございますので手順に沿った空き家処分をおすすめします。

STEP
まずは査定依頼

まずは仲介で売却できないか試してみる

STEP
売却活動スタート

売れない場合は、更地にして売却することも検討する

STEP
買取か譲渡

さらに売れなければ、買取や譲渡も検討する

STEP
処分完了

できるだけ早く処分を完了させる

【STEP1】まずは査定依頼

どんな方法で空き家を処分する場合でも、まずは仲介売却という方法での処分を目指しましょう。
はじめから買取や譲渡を選ぶと売却価格を下げることに繋がるため、損してしまいます。

不動産会社に所有している不動産の査定を依頼すると、どのくらいの価格で空き家を売却できそうか、と売却価格を
知ることができます。久和不動産では、空き家を現状のまま売りに出すか、更地にしてから売りに出す方がいいのか
など、最適な方法をご提案することが可能です。
お気軽にお問い合わせください。

【STEP2】売却活動スタート

査定金額がわかったら、不動産会社と媒介契約を締結して売却活動をスタートさせます。

レインズへの登録や不動産ポータルサイトや自社ホームページ、チラシなどの広告媒体への掲載、オープンハウスの
開催などを行います。これらの活動により、購入希望者を見つけることができれば、売却金額などの決めた条件をも
とに不動産会社が交渉を行います。
また、必要に応じて内覧対応をする可能性があります。室内はきれいにしておくことや、物件のメリットやデメリッ
トを説明できるようにしておくとよいでしょう。

もし、なかなか購入希望者が見つからない場合は次のステップへ進みます。

【STEP3】売れなければ買取や譲渡も検討する

売却活動をスタートさせてからなかなか購入希望者が見つからないときは、売却価格を下げるという選択肢の他に、
不動産会社に直接買い取ってもらうことも検討するようにしましょう。
築年数が古い物件や遠方の物件は買取業者に依頼して売却することで早期に処分することができる場合があります。

また、空き家は「倒壊のリスクがある」「管理が行き届いていない」「衛生上の問題がある」などの要素があると判断されると、特定空き家に指定されてしまうこともあります。すると、固定資産税の課税額が上がってしまうため、早めに買取へ出すことをおすすめします。

それでも買取を断られてしまった時は、知人や不動産会社に譲ることも検討しましょう。
固定資産税や管理費用などの維持費の支払いが不要になるため、今後活用する予定がない場合は早めに手放してしまった方が良い場合もあります。

【STEP4】処分完了

ステップ1からステップ3までの流れに沿って進めることで、空き家の処分が完了します。
また、空き家になってから3年以内に処分すると特別控除を利用することができるため、スケジュールを立てて処分するようにしましょう。

売却事例集紹介

CASE 01

「何処の不動産業者に頼んでも売れない・・・」

【年齢】50代
【性別】男性
【お悩み】相続した家が売れない
【解決方法】速やかに売却

遠方在住の50代の方からご相談。
ご実家のマンションを相続し、某不動産会社へ売却相談。
場所は都心部にあるものの、やや郊外で需要は低下しているエリアです。
何よりも築年数が経過しており、マンションでも市場価値がほぼ出ないことが1番の難点でした。
売却活動を行ってから約2年経過したものの、全く売れない。
決して安いとは言えない固定資産税とマンションでは必須の管理費・修繕積立金が毎月引き落とされていきます。これ以上、維持費を払い続けたくないと早期売却方法のご相談頂きました。

最近良くある事例ですが、「築年数が経ちすぎていて売れない」というケースがマンションでも非常に
多くなってきております。
マンションの場合、地震などから守る【耐震法】という法律がございます。
耐震法には【旧耐震法】と【新耐震法】が存在し、旧耐震法では次の購入希望者様がいても金融機関
の住宅ローン審査が通りにくくなっているのが現状です。
更にマンションの場合は、住民の皆様の過半数の賛成・同意が得られないと建物の立替えなどもでき
ません。
そこで当社では、現在のマンションを「現況有姿」で購入可能な同業他社と連携して売買を成功
しました。
金額は安くなってしまったものの2年経っても全く売れなかった物件でしたが、速やかに売却が成功。
ご相談者の方に大変喜んで頂けました。

CASE 02

「タダでもいいから貰ってくれ」

【年齢】50代
【性別】男性
【お悩み】固定資産税を払いたくない
【解決方法】納税義務を無事に回避

「タダでもいいから引取ってくれないか?」
お客様よりご連絡を頂いたときの第一声になります。

「不動産を貰えるのか?」なんだか夢みたいなお話のように感じますね。
しかし、不動産にはリスクがあるというのはまさにこのことではないでしょうか。

不動産を所有している方には、マンション・戸建て・土地と関係なく固定資産税の納税義務があります。
意外と知らない方も多いのですが、この納税義務を免れるためには3つの方法しかありません。
それは「売却 ・相続 ・贈与」です。
相続は所有者が亡くなって発生するものですから現実的ではありません。
売却を行うのが一般的ではありますが、現実的にすべての物件が必ず売れるわけではございません。
売れない物件(価格の付かない物件)も多数存在します。

そこでタダでもいいから引取ってもらいたい=贈与という方法になるのです。
ここでポイントなのが、「国や自治体に寄付をする。所有権を放棄する」という手続きはございません。
不動産の所有者は次の方にバトンを渡す責任があるということです。

ちなみに今回は、マンションではなく土地についてのご案件でした。
こちらは、住宅が建てられない狭地。
全面に隣接する道路が無く、建築基準法上住宅等の建築は将来に渡って出来ない土地でしたが、固定資産
税だけは、土地の面積に応じてが毎年数万円かかってしまうというケースです。

最終的には、当社にて周りの土地の所有者様をすべてお調べし、取引先の建設業者様とご相談の上で隣接
する土地の所有者様にお譲りし、隣接する土地の所有者様によってお庭として活用しています。
不動産売却を通じて学んだことは「高く売る」ことも大切ですが「経費をかけない」ということも大切だ
ということです。

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